保険の真実
【プロの保険屋の視点で発信しています】
保険や住宅ローンは、ある目的のために使用する“道具”です。それを使う事によって万一の場合の資金不足をカバーしたり、一度で支払えない金額を借りてマイホームを持てたりできます。
しかし、その支払いは長期に及ぶために、契約に関しては慎重に検討する必要があります。FPはその検討のためにライフプラン・シミュレーション等を使って家計で許容できる支払の枠(もしくは限度額)をアドバイスする重要な役目があると思っています。
ここに、保険営業や住宅営業とは違い、売りに走らないお客様目線に立った客観的な姿勢が求められていると思っています。
FPから見て保険と住宅(ローン)についての疑問点やおかしいと思った事を率直に記したいと思っています。
平均寿命と健康寿命の差に対する備えをFPと考えましょう
健康寿命とは、平均寿命のうち健康で活動的に暮らせる期間であり、衰弱・病気・痴呆などによって寝たきりや介護ではない期間と言われています。
健康寿命について分かりやすい説明を見つけましたので引用します。
健康寿命が「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されているため、平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。
2013年において、この差は男性9.02年、女性12.40年でした。
今後、平均寿命が延びるにつれてこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加による家計へのさらなる影響も懸念されます。
健康に配慮する一方で、こうした期間に対する備えも重要になります・・・。
先週、2つの家族のライフプランを作成しましたが、一番時間がかかったのは教育費の対策ではなくて健康でない期間の医療費や介護費をどのように見込んだら良いのかと言う事でした。
家族全員のライフプランと万一の場合の遺された家族のライフプランの2ケースを作成しますので、家族全員の場合はご夫婦の健康でない期間の費用、万一の場合は奥様の健康でない期間の費用を検討する事になります。
貯蓄があればどの位この期間の費用として振り分けられるかとか、終身保険に加入している場合はどの位の金額を保険会社から借りられるか、それとも三大疾病保険や介護保険に加入した方が良いのか検討しなければなりません。
寝たきりや介護になってからでは対策は限られています。事前に検討すれば貯蓄を増やすために奥様がどれだけの期間パートをすればよいのか等も分かってきます。
これらのためにもライフプランを作成して老後の生活資金だけでなく、健康でない期間の医療費や介護費の備えを考える事がとても重要だと思っています。
子供に経済的な負担をかけずに尊厳がある充実した老後生活をするために、皆さんもFP(ファイナンシャルプランナー)と健康でない期間の事を一緒に考えてみませんか?
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保険田マイケル
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